【地産地消】もっと地元野菜を使ってもらいたい!学校栄養士との情報交換会に参加してきました
【地産地消】もっと地元野菜を使ってもらいたい!学校栄養士との情報交換会に参加してきました
私たちは地産地消の取り組みを拡大するため、さいたま市が主催した見沼区と緑区の学校の栄養士の先生方と農家の情報交換会に参加しました。今回のブログでは、その内容を共有します。
情報交換会の概要
見沼区の学校との交流会は7月30日に大宮区役所で、緑区の学校との交流会は7月31日にさいたま市役所でそれぞれ開催されました。それぞれの会には、約15名の栄養士とお米の生産者を中心とする10名の生産者が参加しました。
情報交換会の目的
この情報交換会の主な目的は、地産地消の取り組みを拡大するために、学校栄養士と生産者の間で意見交換を行い、地元生産物の使用拡大に向けてできることを話し合うことでした。
主な議題と話題
会では、各学校の地元食材の使用状況や、農家の配達可能エリア・品目などに関して話し合いました。特に、見沼区では地元農家との取り組みがほとんどされていないことが明らかになり、緑区ではお米や一部の野菜は地元産を取り扱っているものの、まだ改善の余地があると感じました。
栄養士の先生方からの意見と提案
栄養士の先生方からは、現状取引をしている八百屋さんなどの関係もあり、新たな契約を結ぶのが難しいという発言もありました。
また、地元の食材を積極的に取り入れたいという意見がある反面、「供給の不安定」や「時間指定」に対する課題も指摘されました。
今後の予定
今後、私たちは各学校に個々にアプローチし、当社の強みである「安定供給」や「学校専用便」について改めて説明していきます。
「やりたいけどできなかった」という過去には何か原因があるはずです。
その原因を一つずつ解決し、地元の野菜が当たり前のように学校で使われる体制を整えていきたいと考えています。
実際に私たちは、「頂いた注文は100%対応(納品)する」を実践しています。
そんなの当たり前でしょ?と思われると思いますが、
実際問題として様々な原因が重なると、
農家が「やっぱり出せません」となってしまうことが起こります。
農家は収穫ができなかったのだから仕方ないことだと考えがちですが、学校としては急に仕入先を探さないといけなくなり、余計な手間が発生してしまいます。
そういった、過去の失敗例などもありなかなか地産地消が進まないという現状があります。
そのような課題を解決するために、私たちは生産者を分散したり、安定的に仕入を確保できる仕組みを構築して行っています。
このことを伝えていき、徐々にさいたま市の学校に地元野菜が行き届くような形になれば嬉しいなと思います。
まとめ
情報交換会を通じて、地元農家と学校栄養士の間にはまだ解決すべきギャップがあることを実感しました。
しかし、このギャップを埋めるために私たちができることはたくさんあります。
2024年問題や、農家の減少、八百屋の減少、環境問題など、農業にに関わる問題はたくさんあります。
私たちは、地産地消はこれらの問題解決の一助になると信じています。
地産地消の取り組みを成功させるために、これからも努力を続けていきます。
ご賛同・協力頂いている「さいたま市の農家様」
鈴木屋
金子農園
森田農園
中野農園
遊馬農園
飯田農園
鈴木農園