小学生が本気で八百屋に挑戦!太田小学校「八百屋プロジェクト」レポート
小学生が本気で八百屋に挑戦!太田小学校「八百屋プロジェクト」レポート

2025年11月1日、太田小学校にて、子どもたちが主体となって運営する「八百屋プロジェクト」が実施されました。企画・仕入れ・販売・利益の使い道までを自ら考え実行する、まさに“リアルな経済体験”の場。今回は、この取り組みに込めた想いや、子どもたちの驚くべき成長の様子をレポートします。
「経済活動を学ぶ」ことの大切さに気づかされた原体験
ある日、娘とスーパーに出かけた際、「自分でお金を使って買い物をしてみたい」という一言をもらったことが、このプロジェクトの原点でした。しかし当時はそれを叶えられず、「子どもにお金を使う体験をさせること」の大切さを強く感じた瞬間でもありました。
私自身も「経済を自分ごととして考えるようになった」のは、会社を経営するようになってから。それまでは与えられた仕事をこなす日々。だからこそ、子どもたちには早い段階で“自分で考えて動く”経済体験をしてほしいという想いが芽生えました。
子どもたち主体の「八百屋プロジェクト」がスタート
今回のプロジェクトでは、大人が用意したのは「11月1日のバザーで八百屋を開く」という枠組みだけ。中身の企画・準備・運営はすべて子どもたちが担いました。
- 仕入れる野菜の選定と数量
- チーム編成と役割分担(社長役、販促チームなど)
- 野菜の特徴や魅力を伝える工夫
- レシピ提案による販売促進
中でも印象的だったのは、「ヨーロッパ野菜は見慣れないから売れにくいかも」との気づきから、子どもたち自らレシピを探し、調理実習を活かしてPOP制作をしたこと。子どもたちの柔軟な発想と行動力には大人も驚かされました。
大盛況!約5万円の仕入れで8万円超の売上
当日は朝10時からの販売スタートにもかかわらず、開始1時間で用意した野菜がほぼ完売。廊下にまで行列ができる大盛況ぶりでした。
- 仕入れ金額:約50,000円
- 売上金額:80,000円超
- 残った玉ねぎも“出前販売”で完売!
レジ係の交代やカゴの不足といった想定外のトラブルにも、子どもたちは臨機応変に対応。その姿からは、大人顔負けの責任感とチームワークが感じられました。
売上は「学校のために」どう使う?
今回の仕入れ費用は、農BASE合同会社より全額寄付という形で支援させていただきました。そして売上金については、子どもたち自身が「学校のために使うにはどうすべきか」を話し合い、最終的には校長先生・教頭先生と相談のうえ活用していくという流れです。
こうした体験を通じて、
- 「お金を稼ぐ」ということの意味
- 「誰かのために使う」というお金の価値
- 「地域と関わる」という社会性
を自然と学んでもらえたのではないかと思います。
最後に 〜与える教育ではなく、共に創る教育を〜
今回のプロジェクトを通じて改めて感じたのは、子どもたちの発想力と行動力の可能性です。私たち大人は、必要以上に管理や制限をせず、「枠を作り、あとは任せる」ことの重要性に気づかされました。
これからも農BASEでは、地域の学校や教育機関と連携しながら、子どもたちが自分で考え行動する“経済体験の機会”を提供していきたいと考えています。
農BASE合同会社
代表 飯山翔平
mail: nobase.si@gmail.com
埼玉県さいたま市岩槻区飯塚812
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