岩槻中学校特別支援学級で農業ってどんな仕事?を伝えてきました!
岩槻中学校特別支援学級で農業ってどんな仕事?を伝えてきました!
1日先生
先日、私は地元の岩槻中学校の特別支援学級に出向き、農業に関する特別授業を行ってきました!
この授業は、生徒たちに農業の基本的な知識を教えるだけでなく、実際の作業を通じて自然の恵みを感じてもらうことを目的としています。
農家ってどんな1日を過ごしているの?野菜ってどこから来たの?歴史は?などちょっとしたうんちくも交えて、生徒さんたちと一緒に私も楽しい経験をさせてもらいました。
農業ってどんな仕事?
ほうれん草の調整作業
当日の授業では、まず最初に、農家ってどんな仕事しているの?というお話をさせてもらいました。
朝3時くらいから起きて仕事しているよ!
と伝えると、絶対無理!!とすごい反響がありました笑
時間のこと以外にも農業に関する一般的なイメージや、私自身が経験して感じていることを素直に伝えさせてもらいました。
授業を終えた後は、子供たちと一緒に、給食で使用するほうれん草の調整作業を行いました。
まず、朝とれたてのほうれん草を見た教頭先生が「これはすごい綺麗だ!!」と驚かれていたのが僕としても嬉しかったです!
普通、八百屋さんから購入するほうれん草は、数日経ってしまうことが当たり前なので、なかなか朝どれのほうれん草が給食に出ることもないのだと改めて気付かされました。
子供達と一緒に実際にほうれん草を手に取り、一枚一枚の葉を丁寧に確認し、ほうれん草を綺麗にする作業を体験してもらいました。子供たちは初めての農業作業に少し戸惑いながらも、次第に慣れていき、楽しんで取り組んでくれました。
食べられそうな部分も見た目を重視するために捨てないといけないということを伝えると、子供たちも綺麗に処理をしてくれました。ただ、「もったいないね・・・。」という声も同時に聞こえてきました。
この捨ててしまう部分を何とかしたい!と思いました。
子供たちからのエネルギー
この授業を通じて、私自身も子供たちから多くのエネルギーをもらいました。彼らの純粋な好奇心と一生懸命な姿勢に触れることで、私も改めて農業の素晴らしさを再認識することができました。子供たちは、私の話を熱心に聞いてくれて、質問もたくさんしてくれました。その姿勢に、教える側として非常にやりがいを感じました。
「また来て!」「明日は来ないの?」と言ってもらえたのが本当に嬉しく、機会をいただけるのであればいつでもやりたいと思っています。
普段の当たり前が特別に感じる瞬間
この授業を通じて、普段私たちが当たり前と思っていることが、農業に触れる機会の少ない子供たちにとってはとても特別な体験であることを実感しました。例えば、ほうれん草の調整作業一つとっても、農家である私にとっては日常的な作業ですが、子供たちにとっては新鮮で驚きに満ちた時間だったようです。
まとめ
このような機会を作ってくださった、岩槻中学校の先生方にまずお礼をお伝えさせていただきます。
私が「こどもたちに農業について話がしたい!」と相談をしたらすぐに動いてくださり、本当に感謝をしています。ありがとうございます。
今回の岩槻中学校での特別授業は、子供たちにとって貴重な学びの場となり、私自身も多くのことを学びました。特別支援学級の生徒たちと共に過ごした時間は、私にとっても忘れられない思い出となりました。今後もこうした活動を通じて、農業の魅力を伝えていきたいと思います。
お知らせ
このような授業を岩槻中学校さんだけでなく地域全体で行っていきたいと強く感じました!
生徒さんたちに、地域の農業のことや、食の大切さを学んでもらいたいとお考えの方は、ぜひご連絡ください。皆さんの学校や自治体でも、この貴重な体験を提供することができれば幸いです。興味を持っていただけた方は、お気軽にお問い合わせください。一緒に楽しい農業体験を作り上げましょう。
ご賛同・協力頂いている「さいたま市の農家様」
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