新学期の給食に、さいたまの畑から野菜が届くまで

2026.04.02

新学期の給食に、さいたまの畑から野菜が届くまで

4月、子どもたちの「おいしい」が始まる

春。桜が咲き、新しい教科書のにおいがして、子どもたちが新しいクラスに緊張しながら座る。

そしてその日の給食には、さいたまの農家が丹精込めて育てた野菜が並んでいる。

新年度を控え、農BASEも新たな体制・新たな心持ちで、さいたま市内の学校・保育園に地元の野菜を届けるシーズンを迎えます。


地元の野菜が給食に届くまでの「距離」

スーパーで売られている野菜のほとんどは、産地から何百キロも旅をしてきます。でも農BASEが届ける野菜は違います。

さいたま市を中心とした地域に生きる、顔の見える農家さんから、さいたま市内の給食室まで。

その距離は、ほんの数十キロ。場合によっては朝に収穫した野菜が、その日の給食に出ることもあります。

新鮮さはもちろん、子どもたちが食べているものが「どこで誰が作ったか」見える給食を、私たちは目指しています。


40校との契約、そして見えてきた課題

農BASEは現在、さいたま市内160校のうち約40校と契約し、地元野菜の供給を行っています。

正直に言えば、始めた頃は壁だらけでした。

  • 農家からの安定した仕入れルートを作ること
  • 学校ごとに異なる発注タイミングや量への対応
  • 天候不順による野菜の不足をどうカバーするか

これらを一つひとつ解決してきた結果が、今の40校というつながりです。

さいたま市内のどの学校に通っていても、地元の野菜を給食で食べられる。そんな環境には、まだ届いていません。その環境を実現するために、私は新年度も新たな気持ちで走り出します。


農家の「困った」が、私たちの出番

もう一つ、農BASEが大切にしていることがあります。

新規で就農しても、スーパーにはすでに先輩農家の野菜が並んでいて、売り場がない。直売所は価格競争になる。どこに売ればいいかわからず、せっかく作ったものがしっかりお金に変わらない——そんな悩みを抱える農家さんの力にもなりたいと思っています。

農家が農業に集中できる仕組みを、私たちが作る。農BASEが「地域のOS」として機能したい——それが私たちのミッションです。


新学期、子どもたちへのメッセージ

春から新しい学校生活を始める子どもたちへ。

給食のお皿に乗っている野菜は、あなたと同じさいたまで育った野菜かもしれません。

私たちは「食べてくれてありがとう」という気持ちで、農家さんたちと一緒に野菜を届けています。

おいしく食べてもらえると、農家も、私たちも、とってもうれしいです。

みんなの成長は私たちの原動力です。一緒にたくさん学んでいこう。


おわりに

農BASEは2023年の創業以来、「地産地消をもっと当たり前に」という思いで走り続けてきました。

新学期のこの季節、また新しい出会いと一緒に、さいたまの農業を盛り上げていきます。

引き続き、よろしくお願いします。


農BASE合同会社
さいたま市岩槻区を拠点に、地域の農家と学校・保育園をつなぐ事業を展開。
WEB: http://no-base.co.jp


よくあるご質問

農BASEはさいたま市の学校給食にどのように地元の野菜を届けていますか?

農BASEは、さいたま市内の農家が丹精込めて育てた新鮮な野菜を直接、学校や保育園に供給しています。輸送距離を短縮し、子どもたちに「顔の見える野菜」を提供することで、地産地消を推進しています。

地元の野菜を学校給食に取り入れることには、どのようなメリットがありますか?

地元の野菜は収穫から食卓までの時間が短いため、鮮度が高く栄養価も保たれます。また、子どもたちが地域の食文化や農業を身近に感じ、食べ物の大切さを学ぶ機会にもなります。

ご賛同・協力頂いている「さいたま市の農家様」

  • 鈴木屋

  • 金子農園

  • 森田農園

  • 中野農園

  • 遊馬農園

  • 飯田農園

  • 鈴木農園